前回に続き、今回は新しく入荷した靴のご紹介です。
丁度１年程前、GR10K 23SS COLLECTIONのオーダーをするタイミングでルックを見ていると只ならぬオーラを放つカッコイイ靴を履かせたルックがいくつかありました。
コレクションの中に含まれているアイテムかと期待していたのですが、残念ながら展示会にその靴の姿はありませんでした。
しかし後日、GR10Kチームから連絡がありその靴を取り扱いさせていただくことに。先日ついにお店に届きました。
DERBY
ブランドネームは【TURENERE】。
GR10K好きの方は目にしたことがある名前ではないでしょうか。
ブランドのビジュアルディレクションを務めるメンバーによるプライベートなブランドになり、彼のセンスの良さは抜群。
毎シーズンコレクションの中には【TURENERE】ネームの鞄やアクセサリーなどが含まれているのですが、ブランドでは初となる革靴です。
まず目につくのは特徴的な3EYELET。紐の先にはラバー加工がされており、細部に至るまで彼らしいデザインが施されています。
この独特の革の表情に馴染みがある方も多いのではないでしょうか。イタリアレザーファクトリーの雄、GUIDIのレザーが採用されています。
このコバ部分も面白いポイント。
ステッチが一切見えない仕様になっていて、ミニマルで美しい仕上がりに。
ソールには薄いビブラムソールが貼られています。
合わせるパンツはフルレングス、ショーツどちらも好相性。
サイズ選びは一般的なEUサイズの靴を選ぶときと同様で問題ないと思いますが、幅が広く甲が高い木型なのでその辺りはご注意ください。
個人的にはいつものEUサイズで選んで、ソックスや中敷きなどで調整してあげるのが良いのかなと思います。
伝統的な靴づくりの技術や歴史のあるレザーを使用した本格派の革靴でありながらも、新しさを感じるミニマルなデザインで、造形的な美しさカッコよさを感じます。GR10Kのチームはこの辺りが本当に上手ですし、他にはない魅力がありますね。
こちらの靴は聞いている話では恐らく、国内では今のところkinkだけでの取り扱いのようです。気になる方は是非ご覧にいらしてください。
シバタ
